ガイナ断熱・遮熱実験

中央で区切られた左右同じ構造の小屋に、トタン屋根を設置し、
左側には一般塗料でグレー色を塗り、右側には同じグレー色の
ガイナを塗布しました。
それらの屋根の上から強烈な電球の光を当てることで、太陽の
日射に見立てガイナ塗布と一般塗料の小屋で、室温の上がり方の違いを見ていく実験です。

●照明をつけてない室内温度です。

一般塗料　　 １８．６℃


ガイナ塗料　 １８．９℃

● 照明をつけて5分後です。

一般塗料（室内温度）　　２７．３℃　　屋根の表面温度　８５．６℃

ガイナ塗料（室内温度）　２４．２℃　　屋根の表面温度　６４．６℃

● 照明をつけて8分後です。

一般塗料（室内温度）　　　３３．２℃　　　屋根の表面温度　９２．８℃

ガイナ塗料（室内温度）　　２８．６℃　　　屋根の表面温度　６８．６℃ 　　　　　　　　　　　　　　　　　
　
　時間の経過と共に内部の温度を比較していくと、左側の小屋に比べ、ガイナが塗られた右側の小屋の温度は低く、熱の侵入を軽減している事が分かります。

　断熱性能を実験するためガイナ塗装鉄板を裏返して表に向け、

　その上に氷を置き、下から同じ熱量を照射し続けました。

　溶け具合を比較します。

　実験開始直後

　無塗装鉄板の方は氷が溶け始めてきました。

　ガイナの方の氷は溶けていません。

　無塗装鉄板の方は、氷が溶け続けている。

　ガイナの方は溶けていない・

　時間がたってもガイナが塗られた鉄板の上の氷はなかなか溶け

　ませんが、無塗装鉄板の上の氷は溶けてしまっています。
　
　ガイナで断熱しているのが分かります。